アレルギー犬の食事とケア

食品アレルギー犬の栄養摂取や手作りご飯やケア方法など

アレルギー検査の結果

検査結果に呆然とする

大学病院でアレルギー検査を受けた結果ですが、まず結果を聞いて私は頭が真っ白になりました。

うちの子がアレルゲンを調べる検査をしたときは、30種目の食品のアレルギーを調べました。
結果、牛肉、鶏肉、ウサギ、羊、が強い反応がでました。

このときの私は、犬はオオカミの子孫なんだから獣肉にアレルギーがあるなんてどうやって成長期の栄養補給をするの? と慌てました。
これらは、市販フードにはほぼ使われている獣肉です。

この段階でお肉はあげることは出来ないと解りました。


逆にお魚は大丈夫な物が多くて、カツオ、マグロ、鮭、アジ、などアレルギーの心配をしなくて与えられることがわかりました。

動物性のタンパク質はお魚から摂取するしか方法がないという事ですね。

 

植物性のタンパク質では、大豆製品は豆乳も豆腐も安全でした。
これはうれしかったです。 ほとんどの獣肉がダメとなると、魚類、大豆製品が使えるのでタンパク質を取る手段が明確になりました。

これから成長期を迎える子犬にとってタンパク質の摂取は本当に大切なので、ここまで判明しただけでも、選択する食品が解ったので検査を受けて良かったと思いました。

食事作りと犬の栄養学を勉強

食べてはいけない物がわかると、今度は食べられる食品はどれか、という問題になりました。
アレルギー用のフードはたくさんありましたけど、当時はビーフの代わりにウサギ、チキンの代わりにラム等、獣肉は変わりの獣肉で対応とするものばかりでした。

これだとうちの子には対応できる市販品がありませんでした。


この結果にはかかりつけの獣医さんも驚いていて、市販のフードは諦めるしかないでしょうね、と言われました。 実際、食べられる獣肉を使っているフードがありませんでしたからね。

手作りご飯がはじまる

市販のフードで合うものがなければ、手作りご飯で育てていくしか方法がなく、毎日手作りご飯をあげていました。
この頃、不足の栄養素がないか、成長に不具合は出ないのかと心配になり、動物栄養学を学びはじめました。 微量栄養素といわれる、ミネラル類はとくに手作りご飯では難しい問題でした。

成長期でもあり、栄養には本当に神経質なくらい気をつけていました。
どうしても手作りご飯で取ることが難しい栄養素は、動物用のサプリメントを利用したりしていました。 当時、動物用のサプリメントが充実していたのはアメリカだったので、個人輸入で購入していました。
あの頃はまだまだうちの子のような重度なアレルギーの犬用のフードやおやつは無くて、手作りするしか選択肢はありませんでした。

動物栄養学を勉強しながら、日本よりも動物の栄養学の分野では進んでいたアメリカやヨーロッパの情報にアンテナを張りながら、良いものが見つかるまでは手作りをしていこうと決めたのもこの時期です。

手作りご飯の内容

手作りご飯は、食べても安心な食材の中から毎回動物性タンパク質から一品、植物性タンパク質から一品、コラーゲンやグルコサミン、カルシウム、マグネシウム、セレン、鉄、など食品とサプリメントと合わせて必要カロリーと栄養バランスを計算して作っていました。

獣肉は食べられなかったけれど、魚類は大丈夫だったので、スーパーで鮭やブリのアラを売っていたらそれを買ってきて熱湯をくぐらせて臭みを取り、目や頭の部分はコラーゲンやミネラル類が豊富なのでショウガの薄切りと一緒に圧力鍋で水煮にします。
圧力鍋で煮るとわずか数分で骨や堅いアラも食べられるくらいに柔らかくなります。
植物性タンパク質は豆乳や豆腐、納豆などからどれか一品をいれ、炊いたご飯と合わせてトッピングにカッテージチーズをのせたり、してあげました。

幸い、牛乳にはアレルギーが出なかったので、牛乳由来のチーズは与えることができましたが、牛乳もダメな子なら豆乳から作ったチーズやヨーグルトを与えるという事も選択肢です。
こんな試行錯誤で作ったご飯ですが、フードよりも喜んで食べてくれたのが何より嬉しかったのを覚えています。


味付けは何もしません。 素材が元々含んでいる塩分があるのでそれで充分だと考えます。

たまには、サーモンのお刺身やまぐろの赤身なども食べさせました。
また、かつおが旬の時には、カツオのタタキを作ったり、買ってきたりして2切れくらいあげます。
カツオのタタキには鉄分も豊富なので、お肉から取れない鉄の補給源としてよく利用しました。

おやつとか間食にはフルーツも

果物の中には犬には良くないものもありますが、水分の多いスイカや梨などは夏の暑い時期の水分補給としても問題なく与えることができます。 成分のほとんどが水分だし、甘さもあるので犬も喜んでたべてくれます。 市販のドッグビスケットにはチキンやビーフが含まれているものが多いので私は、小麦粉やおからパウダー、すりおろしニンジンと卵で生地を作り、小さなクッキー型でぬいてオーブンで焼き上げて、ご褒美のビスケットとして作っていました。
ニンジンの代わりに、サツマイモを使ってもその甘みで喜んでくれました。
同じようにカボチャでも作れます。

その頃、おやつのレシピやご飯のレシピをメモ帳に書き留めておいたのが、今でも残っているのですが、喜んで食べてくれたので私には何よりの喜びでした。
手作りおやつなどのレシピは別記事として載せたいと思います。

もしかしたら、現在食物アレルギーで困っているワンちゃんの飼い主さんがいたら
私が色々試してきて良かったと思うものをどんどん書いていきますので、参考になったら
幸いです。 この時期に色々勉強して栄養不足にならないように、成長期に充分な栄養が取れるようにと工夫したことを順次、全部公開します。

 

 

 

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