アレルギー犬の食事とケア

食品アレルギー犬の栄養摂取や手作りご飯やケア方法など

犬の食物アレルギーで手作りごはん

食物アレルギーの犬はアレルゲンを知る

犬が食物アレルギーだとわかったら、ここからある意味戦いがはじまります。

アレルゲンを特定することがまずは急務です。

何に対してアレルギーを起こすのか、これを知らないと安全な食事は用意できません。

かつての私は、犬の食物アレルギーを軽くみていたんですね。

アレルギー用のフードならたくさん売っているから、その中から有名なのを試してみよう、それでもダメなら色々なフードがあるので、獣医さんと相談しながら選べばいい、と短絡的に捕らえていました。

最初に買ったのは、当時、アレルギーの犬といえば「ラムアンドライス」という選択がファーストチョイスだったので、私も買ってみました。

今まで食べていたパピー用のフードはチキン、ビーフ、ポテトが主成分でしたから、ラム肉なら入ってないし、ポテトの代わりにライスなら大丈夫でしょう、と考えていました。 

ラムアンドライスのパピー用をまずはお湯で柔らかくふやかして、量もお試しなので表示よりも少なくしてあげてみました。

よく、フードを変える時はいきなり変えるのではなくて、前に食べていたものを半分くらい混ぜて、新しいフードを半分というように5対5で食べさせるとお腹を壊しにくいと言われていますが、私は一気に新しいフードに変えました。

理由はもちろん、前のフードでアレルギー症状が出たのだからその中にはアレルゲンが入っているという事なので、一気に変えていました。

 

さて、ラムアンドライスですが、心配した食いつきは悪くはなかったです。

そして排泄の様子も大切なチェックポイントです。

お腹の具合は悪くなりませんでした。

目の周りの赤みや足先の赤みと痒みは、以前よりは軽くなっていましたが、治ってはいませんでした。 そこで様子を伝えに獣医を訪ねると、「軽くなったといっても、アレルギーの症状が出ていることは変わらないのだから、おそらくそのフードにも反応が出るという事なので、症状の出るフードはいつまでも食べさせているとお腹に負担がかかるので、やめたほうがいい」という事でした。

要するに、程度の差はあったにしても、身体に合わない物を食べていると消化器に

負担がかかるので、やめたほうが安全という事です。

私はこのラムアンドライスにかなり期待していたので、この結果に本当に落胆しました。 私が落胆していても、子犬は毎日成長しているし、しっかりご飯を食べて栄養をつけないと身体の発達にもよくないですよね。

このときに私は、犬の栄養学を勉強しようと思ったのを覚えています。

合うフードがみつかるまでは、手作りで安全なご飯をあげて育てようと決めたのです。

食物アレルギー対応のフードも合わない場合

このときにはまだ何がアレルゲンなのか解らなかったので、とりあえず、今まで試したチキン、ビーフ、ラム、は除いてご飯を作ろうと決めました。

炭水化物もライスとポテトは除いて作りました。

最初はタンパク質は大豆由来のものと、タマゴを使いました。

発酵食品の納豆とゆで卵の黄身はいつも冷蔵庫にある食品なので作りやすかったです。

炭水化物はうどん、パスタなどの小麦から取ることにしていました。

あとは、柔らかく蒸したニンジン、カボチャ、柔らかく茹でたブロッコリーなどを入れていました。

犬用なので、特に味付けはしないで、煮込んだだけ、とか混ぜただけ、という感じで作っていましたが、フードを食べていた時よりもずっと美味しそうに食べてくれたのが嬉しかったですよ。 そうして日々試行錯誤しながらご飯を手作りしていきながら、犬の栄養学を勉強しはじめました。

通信教育でテキストを読み込み、ミネラル類の微量栄養素の大切さもここで知りました。

手作りご飯を初めて1週間した頃、目の周りの赤みや痒がる様子も無くなって、肌もシットリしてきたのに気付きました。 以前はカサカサでそれも痒くてかきむしってしまうので、体中にひっかきキズやカサブタができていました。

でも毎日のブラッシングで日ごとに肌も被毛も状態が良くなってきたのが解りました。

このときに、今、家で食べているご飯の中のものは安心して食べられるんだ、と思うととにかく嬉しかったです。

だからといって、まだアレルゲンは具体的には特定できてなかったんですけどね。

犬の食物アレルギーならまずは手作りご飯で

前よりはずっとよくなった状態を診察で診た獣医さんが、もしかしたら、この子は肉類に弱いのかもしれない、と言ったのです。

このときの私は、肉類といっても犬なんだから、お肉はぜったい必要でしょう、と信じていました。 だって犬はオオカミの子孫だし、消化器系も歯の形もどちらかというと肉食に向いている動物だからです。

その個人病院の獣医さんから紹介をして頂いて、大学病院の獣医科を受診しました。

食物アレルギーのテストをするために、3日間入院して、血液検査、パッチテストなど

その当時できる食物アレルギーのテストをしました。

まだ離乳期になったばかりの子犬を入院させるのは可哀想で病院の近くのビジネスホテルに私も泊まり込んで毎日大学病院へ出かけて家の子の側で過ごさせてもらいました。

入院といっても、重病とかケガで入院ではないので、検査の時以外はあの子の大好きなボールとぬいぐるみのおもちゃで遊んでいました。

ただ、検査中ですからオヤツも上げられませんし、許されていたのはお水だけです。

お水だけは自由に飲ませていいですよ、と言われていました。

少しだけ本題から反れますが、なぜお水だけはいいのかと言うと、お水ってアレルギーを起こさない唯一の物なんですよ。

人間も動物も、食品にアレルギーがある人はいますよね、でもお水にアレルギーがある人も動物もいないんです。 

栄養学を学びはじめてから、水だけはアレルゲンにならないんだ、と知り、お水ってすごいな、と思ったことを今でも覚えています。

そして、お水がないとどんなに優秀な食品を取っていても、その栄養素を吸収することができないんです。 お水って本当に生き物には大切ですね。

 

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